憧れの発狂

はてなブログさんが掲げる今週のお題なのだが、なぜか二つに増えている。好評で増やしたのか、余りにも活用されないから弾を増やしたのかは分からないが、糞を連ねた所で余計避けて通られるだけな気がする。ちなみにお題は「どんなニオイ?」と「ジェットウォッシャーは効く?」だ。よく分からないがggrksって感じだ。

 

はてなブログさんの事は置いといて今回はヒプマイさんの舞台化、そしてアニメ化の話をしようと思う。

最初はCDから始まる音楽プロジェクトと言う事で綺麗な立ち絵と数少ない楽曲だけで軽く2年ぐらい過ごすと言う若者向けっぽい楽曲とは裏腹にリハビリ中のおじいちゃんみたいは速度でチマチマ歩いていた筈のヒプマイさんがここ最近休憩も挟まずにキノコダッシュを繰り返しているのでそろそろ心臓麻痺かなんかで死ぬんじゃないかと思っている。

ゲーム化すると聞いただけでも「色気付きやがって」と思っていたのだが、漫画化して舞台化してアニメ化したらもう完全なる大三元、完成形である。

二匹目のドジョウと呼ばれる事を全く恐れてなさそうな類似品が出てきたのでここからは殿様商売も出来ないし、コーナーで差をつけろとばかりにぶっちぎろうとしているのかも知れない。

 

舞台化、アニメ化に賛成かどうかと言うと割りとどうでもいいのだが、普通にストーリーが一ミリも面白くないと言う欠点が全く改善されないままなので、正直どれもそんなに心踊らない。いいとか悪いとか以前の問題だろ!と思ったが、アニメ化!と言うニュースのリプライ欄を見に行くと言う愚行を犯した結果ファンの渦に巻き込まれて死ぬ所だった。

もう大喜びである。はしゃぎにはしゃいでおり、仮に僕も大喜びしていたとしてもアレを見た瞬間「おなかすいた。おうちに帰ってドーナツ食べるお!」となっていたと思う。

生きる希望とか…思わないじゃん…。

 

打って変わって大批判から始まった舞台化であるが、あれはあれですごかった。

見に行ってないので詳しい事は分からないが「見た目」に関してだけ言えば、多分現地で見たらそんなに大した事無いのではないかな?と思う。あらゆる2、5次元とやらの写真に言えるのだが、なんかむやみやたらと写真映りが悪いのである。バエていない。

俳優さん個人のトゥイッターに飛んで見れば分かるのだが、まぁ割りとイケメンの自撮りが散見される。そこにちょっと我々が生きる大切な地球では不釣り合いな髪型を装着し、離れて視る事が前提である舞台メイクをあしらえばあら不思議、なんだこいつ…と思ってしまう謎のコスプレ軍団の完成である。

同じ格好をした俳優個人の自撮りの方がちゃんと写っていると言う摩訶不思議な光景も見かけるので、あのセンスの無いポスターっぽい奴よりかはマトモなイケメンと呼べるであろう人物が舞台の上でワヤワヤしていた筈である。見ていないので知らないが。

 

ついでにアカバネディビジョンと言う「よりによってそこ?」と言う謎のディビジョンを繰り出し更にダンスバトルをさせるぶっとび具合でアレルギー反応を追加すると言う殺人コンボを繰り出してきた雀蜂みたいな運営であるが、エフェクトにも限界があるだろうし、別にプロでもない俳優が舞台の上でラップバトルをしても多分ひたすらに地味な絵面が続いておりますとなるだろうから正解だったと思う。見ていないので知らないが。

登場人物がラップをしたらエフェクト音と共に俳優がとんでもなく後ろにぶっ飛び壁を貫通するとかそういう演出があるならいいが、多分無いだろうし、それなら後ろでなんかワチャワチャ踊ってもらった方が退屈しないと思う。見ていないので知らないが。

いや、本当は見に行こうと思ったのだが、チケットが普通に外れたのである。お前ら見に行くんじゃん…と思った。

 

その点アニメの方はいくらでも表現方法があるので、恐らくドラゴンや狼が実体化するだろうし、幻影の軍艦から砲撃を食らったりもするだろう。遊戯王ベイブレードと揶揄される気しかしないが、ラップをしたらドラゴンが出てきたらめっちゃカッコいいだろ。

まぁ、アニメを見る習慣が無いので多分見ないと思うが、古の千年マイクを使った闇のラップバトルが始まり「観音坂死す」と言う次回予告があったらそこだけは絶対に見たいのでツイッターで大いに騒ぎ倒して欲しい。

 

そんな絶対に見逃したくない展開にならなくても、今の騒ぎ様を見ると常時情報が入ってくる気もするが。このファンの騒ぎっぷりにイマイチ乗れないのは普通に辛い所である。

本当にコンテンツは好きだし、そこらのファンよりグッズとかに金を使ってる方だと思うが如何せん生きる希望とは思わないし発狂しないし涙とか流さないし夢だと思ったりしないのである。逆に皆なんでそんな簡単に生きる希望を得た上で発狂し、更には涙まで流しておいて夢だと思うのか?

舞台を見に行こうと決めたのはぶっちゃけヒプマイ関係無くオリジナルキャラクターを演じる松浦司と言うダンサーさんのファンだったからなのだが、もしもチケットが当たっていたらその部分に関してだけ糞びびっていたと思う。

何しろ周りは皆いとも簡単に発狂するお手軽爆弾共である。突如両隣の人間が涙を流し始めたら僕も泣いてしまう。逆に一人だけ正気を保っていると「あなた、正気を保っているわね?」と問い詰められ、正気の人間がいると察知した狂人共に囲まれて「ヒプマイを直接血管に注入する」と言う脱法オペをされて発狂まで追い込まれる可能性まである。なぜなら発狂しているらしいので。

 

あと単純に周りの人間が恐らく女性だけであろうって事も単純に怖い。こういう話をすると大抵「いやいや男の人も結構いますよ!」と言われるのだが、今の所嘘率100%である。アタックに対する満足度より高い。

今までヒプマイコラボをしたスイーツパラダイスだとか、ラスピリとコラボしたあんスタのグッズショップが期間限定でやってるって言うアニメイトだとかに赴いたのだが、「いねぇじゃん(半ギレ」って感じであった。

四方八方女子ばかりであり、「あれ?この国ってこんなに男少なかったっけ?」って思った。だからってズコズコと帰ってきて枕を濡らすような事はしないが、単純に居心地が悪い。トイレとかちゃんとあるのか?

 

結局舞台化はやめて欲しかった…とか言えるのは行こうと思えば何の葛藤も無く行ける側の恵まれた意見であるのだよ、ワトソンくん。といらねぇ説教を繰り広げそうになってしまう。

 

読み返して自分でびっくりする程話が逸れていたので戻すが、そもそもの話ヒプマイさんってあの話の薄っぺらさで一体何をアニメにして何を舞台にして何を漫画にしてるのだろうか…。企業にこっそり頼まれたPR漫画よりも内容がないような「カルピスウォーター水素水割り」みたいな物の気がするのだが、僕が知らない所でアニメで毎週放送しても大丈夫なような土台のしっかりしたストーリーが展開されていたのか…?CDのドラマトラックを追っているだけだと概ねキャラクターの自己紹介しかされていないのでよく分からなかった。

更に最初の目的のよく分からないトーナメントが決着しても結局何も伏線が回収されず優勝した恩恵も「1億円」と言う小学生でも分かる部分しか読み取れなかったので、もしもこれがアニメやらで怒濤の勢いで回収されたらそれはそれで「なんやそれ…」となってしまいそうである。

 

ドラマトラックで思い出したのだが、ヒプノシスマイクと言うのは兵器や武器と成りうるものがおおよそ撤廃された世界で代わりに武器として産み出された相手の精神に直接干渉出来る政府が管理するやべぇ代物の筈なのだが、オオサカ、ナゴヤの各代表に郵送で届くと言うまさかの展開に鼻水が出た。高値で売れるから質の悪いチンピラに狙われ、違法ヒプノシスマイクとか言う闇の物品まで出回る程取り扱いには注意した方がいい物品の筈なのだが…。

アニメ化、舞台化、大いに結構だが、やはり不安が残る。ヒプマイちゃんのストーリー班を全く信用出来ないのである。信用出来るのは顔と歌だけだ。まぁ、顔と声さえ良ければ性格がどんなに屑でもモテてしまう世の中であるし、逆に何の問題もないと言う事か。