異世界inTHEベット
瞬きを一回しただけで一ヶ月が経っていて、はてなブログさんから「そろそろ新しい記事を書きませんか?」と言うメールが来ていた。うざい彼女みたいである。
今週のはてなブログさんが提示するお題は「どんなアイスが好き?」であった。
うざい彼女みたいである。
なので今日はBL、ボーイズラブの話をあけっぴろげにしようと思う。
BLも世に浸透してきた…ように思わない事も無いでもないが、そもそもネットの世界は基本的に自分の好きなもので周りを固める事が出来るダメ人間製造アトランティスなので「よく話題に上ってる気がする」と言うのは大抵「向こうが来てるんじゃなくてお前が自分の足であちらこちらの青少年同士のイチャイチャを覗きに行ってるんだよ」と言う場合が殆どなので、ここは驕る事無く、BLとは何かを説明しようと思ったのだが、前置きの段階で既に説明してしまった。
出来るゆとりは仕事が早いのである。
はい、ここまでで1ボケ挟んだ事だし、キッズはそれに満足して帰宅するのが吉だ。ここからは下ネタをガンガンぶちこんでいく。
なぜならBLとは基本恋愛を指してしまうので、当然下ネタとは切っても切れない仲であり、純愛だけをお上品にたしなむつもりが気づいたら知らない男のイチモツがこんにちはしていたと言うのはよくある話なのだ。
上品と下品はスープも冷めない距離にある。
そのせいで、BLが好きと言うと問答無用で「あぁ、こいつは他人のアナルセックス観賞大好き野郎なんだな」と思われてしまいがちなのだが、これは大きな間違いである。
もちろんそういう人もいると思うが、僕は違う。僕は違うんだ。ただたまに間違って他人がアナルセックスをしている所に通りかかってしまうだけで、基本は惚れた腫れたってな奴を具体的にデコレーションして水で薄く伸ばした奴が好きなんだ。
BLの世界線は正義の数だけあるので、例外尽くしで簡潔に何かを述べる事がほぼ不可能なので、ここでも割愛し、逆にどうしてBLをこよなく愛してる癖にアナルセックス観賞への道を進まないのかと言う話をして行きたいと思う。
まぁそもそもそんなに興味がないって言うのがあるのだが、それを言ってしまうと即解散になってしまうので、重箱の隅をつついて行きたいと思う。第一にそんなに面白くないと言うのがある。
興味がないより、更に「それ言うたら…もう…しまいやん?」感が強くなってしまったが、基本的にワンパターンな場合が多い為、もういいです…となってしまいがちであり、ストーリーの一つとして組み込まれてるのであれば構わないのだが、そもそもエロが目的だと話の筋も何もあったもんじゃない為、ひたすらに他人のエロ行為を拝む事になる。
そして僕は童貞である。
分からないのだ。受けやら攻めやらが決死のパフォーマンスを魅せてくれた所で実感が全然湧かない為「こいつら何してん?」と言う感じが強くなってしまう。
当然それをカバーする為に書く側もなるたけキャラに喋らせてこう…自分がどんだけイイか的な事を具体的に述べようとしてくれるのだが
受け「熱いのが入ってくる」
攻め「こいつの中、すげぇ熱くて気持ちいい」
とか言い出す。そんな事…あるか?手を握ってどっちの手も熱いって事…あるか?どちらかが嘘をついてはいないか?分からないのである。
そんな感じで気が散っている間に、ふと気づくと幸せなキスをしているのである。置いてけぼりもいい所である。まぁただの覗きなので置いてかれても何一つ文句は言えないのであるが。
また、なぜか攻めキャラがエロに入った瞬間妙にSっけを出してくる傾向が強い。
これがその設定に萌えられればまだいいのだが、大抵何言ってるのかよく分からないのだ。
例えば、ちょっと受けが抵抗の姿勢を見せた際に「やめていいのか?」とか聞くアレ。
いい訳ねぇだろ腰抜けが、恥を知れ。
まぁ「やめないで」待ちなのであるが、それは流石に欲しがり過ぎる。「私ってぇブスだからぁ」とか言うウザい女と同じメンタルをお持ちでらっしゃると言う事になり、そんなしちめんどくせぇメンタルの持ち主がSヅラとはちゃんちゃら可笑しい話である。
例えば、「どうして欲しい?」とか聞くアレ。
イチイチ確認取らねぇと何も出来ねぇのかてめぇは、役所かおい?とっととぶち込めよ。
自分から勝手に主導権を握りに行っておいて唐突なキラーパス。これまた「俺が喜ぶ一言をさぁ言ってごらん」と言う欲しがりさん行為であり、どこまでも有頂天になる為に余念が無い。SはサービスのSと言う言葉があるが、妙なSっけを出してくる中途半端な輩はその域まで達する事が出来ず、常に求めるばかりである。
もしも受けが「連帯保証人になって欲しい」だとかほざきだしたらどうするのか?どうせ「こんな事言われたぁい、言われるといいなぁ~」と言うスウィートな思考回路でちょっと近所にコンビニへぐらいのフランクさでなんとなく問いかけているのだろうから気の効いた切り返しの一つも出来ずに固まるのが関の山である。俺には分かる。
例えば、受けの「おかしくなっちゃう」と言う発言に対して攻めが放つ「なれよ」と言うアレ。
推奨?
どうせこのSっぽい何かは受けが本当におかしくなったら責任の一つも取れない奴だろうなって場合が殆どであり、無責任に「なれよ」等とほざけるその精神に50点である。
これも「俺の思う通りに物事が進む」と言う無根拠な自信が成せる技であり、「なれよ」と言う許可の後に受けが突如「ビックリするほどユートピア!!ビックリするほどユートピア!!」とか喚き出したら、「なれよ」と偉そうに言ったにも関わらず「こんなつもりじゃなかった」としゃぁしゃぁと宣うに決まっている。
例えば、「中に出すぞ」と言うアレ。
承認制なの?
あれ、殆ど宣言と同時にミルキーウェイしている為、「今、言われても…」と言う感じであるし、そうでなくても、最初にゴムやらつけない時点で薄々察してた状態であり、今まで散々S的な感じを出していたのに突如「分かりきった事でも言葉にして伝える」と言う柔らかい心を見せてくる。そういうのがいいと言う人もいるかも知れないが、中途半端に明後日の方向に優しさを暴投するぐらいなら意地悪な感じを貫けよと言う話である。
ケツを貫くなら志もだ!!
例えば、「ん?イク?」と言うアレ。
うぜぇ。
なぜイチイチ確認してくるのか?女の子の場合はよく知らないが、男の場合は見れば分かる状態になるので分からないなら黙ってろとなってしまう。
また本当に「イク」のであれば攻めもばっちり満足であるが、全然そんな事無い場合はどうするのか?受けが慈愛の気合いを見せるのか?
女の子の場合は、イッたら乳首が光る(チャクラ)とかでも無い限り誤魔化しが利くかも知れないが、男の場合ばっちり物証が自動で出てしまう欠陥があるので「イク?」とか自信満々に聞かれてから10分経過~コスモを感じる~となってしまう可能性もある。
受けが言うほど惚れてない場合は、後の飲み会で「いちいちうっせーんだよ、全然よくねーのに、ぎゃははは」と笑い話に出来るかも知れないが、惚れてる場合は攻めを傷つけたくない余りに頑張ってイこうと無理をしてしまう可能性もある。無理にタイミングよくイクのはもうプロの技であろう。そんな行為を素人の受けにやらせる攻め…そこに愛はあるのかい…?である。
こんな感じでイチイチ「なんだこいつ?」と思ってしまう場合が多い為、イマイチ他人のアナルセックス観賞に夢中になれないのである。
その点純愛ものであればまぁ「は?なんやこいつ?」と思っても洋服を着てる為、まぁ人間だし勘弁してやるかと言う寛大な気持ちになれる。
恥部を隠すと言うのは本当に大事なのである。
ちなみに本当にちゃんとしたドSとやらはどうなのか?と言うと、僕は痛そうなのが嫌いなので、普通に無理だ。
人間には向き不向きがある。僕は他人のアナルセックス観賞が向いていないのであろう。
他人のアナルセックス観賞が向いてない人間に観賞された挙げ句ウダウダ言われる攻めの人にはちょっと申し訳ない気持ちもあるが、洋服を着てる分こっちの方が法的に強者と言う事で一つ許して欲しい。